展覧会のお知らせ/2012.12.3~12.9 @横浜・吉田町画廊
油彩やアクリルで抽象画を描かれる有川真弓さんとの二度目の二人展です。
有川さんとはじめて吉田町画廊で二人展をしたのは2011年4月。作品準備に追われているときに東北の震災がありました。
2010年~2011年は、宮澤賢治の詩を型染めのモチーフとしてほとんどの作品をつくっていた時期でした。
「なにもかもみんなたよりなく/なにもかもみんなあてにならない/これらげんしやうのせかいのなかで/そのたよりない性質が/こんなきれいな露になったり/いぢけたちいさなまゆみの木を/紅からやさしい月光いろまで/豪奢な織物に染めたりする」 (宮澤賢治・「過去情炎」) という詩句などを型に彫って染めていました。奇しくも「過去情炎」は関東大震災直後に書かれた詩でした。
今回は古代文字をアレンジしたり、藍染めは夏というイメージが強いのですが、藍色の空に雪の結晶が舞っていたり。
師走の忙しい時期ですが、ぜひおでかけください。かわうそ製品、ブックカバーなども展示販売いたします。
(12月1日(土)&2日(日)には、maker faire Tokyo 2012にも出展します。こちらは理系テイストの強いイベントですが併せてよろしくお願いします。)
harmony 有川真弓+羽生田有紀 二人展
12月3日(月)~9日(日) 午前11時~午後7時 (最終日午後4時まで)
吉田町画廊 JR関内駅北口より徒歩5分 横浜市中区吉田町5-14 045-252-7240
地図はこちらから→http://www.yoshidamachi.net/